僕のブログを見て頂き
ありがとうございます。
ここ最近、ブログを始めてよかったと
常々思います。
HIVと告知されて
僕の心は前を向きませんでした。
入院中のベットに横たわったまま
沢山考えました。
HIVを知ろうと情報を調べるうちに
HIV患者の方々のブログに出会いました。
皆さんのブログには
不安や苦悩は沢山書いてありました。
しかし、立ち直ったその人なりの
今を生きる姿を、僕は見ました。
患者達が寝静まった、夜の病院の待合室で
僕はよく景色を眺めていました。
窓の外にはいつも
人のいなくなった大通りにトラックが走り
側には真っ暗のグラウンドがあり
遠くにはぽつんとコンビニがあります
きっと昼間には、また沢山の人や車が
行き来するんだろうと見ていました。
景色を見るうちに
僕がAIDS発症しようが
肺炎で苦しもうが
そのまま死のうが
窓の外にはいつもと変わらない
明日が来るのだと感じていました。
何度もそれを繰り返しながら
HIVの僕なんて、社会から見るとあまりにも
小さいのだと、実感しました。
次第に窓の外に出たいと思うようになり
その為に何かしなければと考えました。
ブログを通して
何か得られる物があればと思い
ここを始めました。
むしろ、僕ができるものが
当時ブログしかなかったのです。
沢山の方に見て頂けるようになりました。
次第にコメントを頂けました。
インターネットを通してでも
嘘で固めた僕を捨てられるのは
今の僕には前を向く支えです。
今日は見て頂いたり、コメントを頂いたり
感謝を書きたいと思いました。
ありがとうございます。