これが僕のHIVとの生き方

2013年8月にエイズを発症したHIV患者の闘病記です。日々の生活と素直な気持ちを綴っています。

2014年12月

縛るもの、縛られるもの

今年も今日が最後ですね。
どうお過ごしでしょうか?

こちらは天気が荒れ模様です。
風が強く時々雨が降っています。

暖かいお茶を入れながら
ゆっくりとジャズを流し
今日は文字を書いています。

2014年最後の日だと思うと
いざ何を書こうか迷いますね。



「何に縛られているのだろうか?」
「何が僕を縛るのだろうか?」

時々僕はそう考える。

自分を守る為に独りを選んだものの
満足する自分に対し
満足しない相反する自分を
僕はどこかで認識しているからだ。

この一年半HIVを理解してきた。
その上で闘病を歩んできた。

田舎では”一様”が求めらえる。
多数と異なる道を歩むものは
普通とはみなされない。

どうあがいても
僕は”普通”を歩けない。

静かに静かに
僕は独りで過ごしている。



この一年で僕は変わった。
変わらなければならない
自分の表面を変えてきた。

これまで変えられたように
固まったものを少しづつ溶かして
僕は変わらなければならない。

HIVや同性愛者は
僕が僕らしく生きる
ただの通過点に過ぎない。

それらは僕が成熟する為の
一つの材料にすぎず
僕は僕らしく成熟するのが
最終地点である。

僕は肩の力を抜いて
本心で悟らなければならない。

肩に力が入り力を抜き続けるのが
未熟ゆえにまだ難しい。

変えられるものを
懸命に変えたからこそ
変えられなかったものを
来年は変えていけるのではないか。

今年一年を振り返りながら
来年に向けて僕は考えるのだ。



このブログを見て頂き
ありがとうございます。

山に囲まれ
電車も走っていないような土地から
日々ブログを更新をし
それを沢山の方々に見ていただく状況は
不思議な感覚になります。

励ましのコメントも頂き
ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

それでは良いお年を。

にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ

年の瀬とHIV、これから

一年間を思い起こす。

HIVと一年。
家族と一年。

僕にとってこの一年は
特別なものだった。

来年はどんな年に
なるだろうか?



正月は家族にとって
特別なものである。

父と迎えられない。
そう考えつつ
時間の経過を実感する。

迎えられた喜び。
正月が来てしまった驚き。
これからの恐怖。

様々な心情が入り混じり
僕たち家族は正月を迎える。
これが父と迎える
最後の正月になるだろう。



一年前の正月。

一人部屋で閉じこもり
僕は正月を迎えた。

これからの先が見えず
ただただ正月の特番が流れる
テレビ画面を見つめた。

転院を考え、決意し、実行した。
社会に出るべく手探りで進んだ。
壁にぶつかり失敗した。
なんとか入社にこぎつけた。
未経験ゆえに怒られもした。

一歩一歩進んだ結果
現在がある。

経験が足りないとか
わからないとか当たり前だが
それでも部署の中心人物に
僕がなる必要がある現状だ。

この現状を一年前に
想像できはしなかった。

天地が変わったような現状が
当たり前になるのだから
人生不思議なものだ。



“変化"

僕たち家族は
一人一人が変化を望み
力強く変わった。

変化してもそれぞれが
うまく対応していくのだろう。

僕たちが一つの家族として
変化しないでもらえないだろうか。

二年、三年。
いや一年、半年でもよい。
もう少しだけ時間を
もらえないだろうか?

にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ

"努力不足"というレッテル

『来年は忘年会に
行けるように努力しようね』

母は僕に投げかけた。

「これ以上の努力とは
なんだろうか?」

僕は考え始めた。

今していないのは
体を二の次において
会社に尽くす努力だろうか。

具体的には体調不良でもなんでも
服薬して無理を押し通す行為か。

意味があるのか?



今年は忘年会に出席しなかった。

頭痛薬を二度服薬し
体調の不良を隠しながら
無理を押し通そうと考えた。

そもそもそこまでして
会社に奉仕する必要があるのか。
忘年会ってそこまですべきなのか。

僕は疑問を感じざる得なかった。

その結果、上司に正直に伝えた。
夕方までは今なんとか
体調をもたせている。
夜までは体力が続かない旨を
申し出て今年は欠席をした。

その経緯を母に話した。



6時起床。

朝食は果物を摂る。

弁当は自分で詰める。

出勤の運転で眠気が襲う為
コーヒーを必ず飲む。

人よりも一足早く出勤する。

社内の移動は走る。

物忘れの事前対策として
ポストイットを多用する。

昼食後は午後の仕事に向け
頭痛薬を服薬する。

昼にできる身の回りの整理をする。

帰宅後は体の汚れを落とす為
まずは風呂に入る。

夜は肉野菜とバランスをとりながら
鉄分を抑えた夕飯を自炊する。

朝はより忘れやすい為
玄関に次の日の準備をまとめる。

体を温めて
12時には就寝する。



僕はこれ以上の努力がわからない。
努力がある結果
部署に入って二ヶ月で
次期の中心人材としての
育成対象に入ったつもりだ。

短期間で結果を出すには
服薬で削がれた余った体力の
ギリギリの線を走らなければならない。

だからこそ業務終了後の
張り詰めた緊張のほぐれが
体調不良につながるのだ。

「これ以上何をやれというのだ?」

なんだろうか。



“体調の波"とか
“薬に体力を奪われる"とか
“副作用をなんとか掴む"とか

健常者にはわからない。

わからない結果
努力不足というレッテルがある。

納得いかないが
これも闘病の一つなのだ。

にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ

頭痛薬を服薬しない日

いつも服薬する頭痛薬を
今日は服薬しなかった。

今日の仕事は忙しくはなく
もしも頭痛があっても
仕事に差し障りはないからだ。

その為、様子を見る日とした。

夕方疲れからか
頭痛が始まった。
週末の溜まった疲れだろうか?

今日は頭痛薬を
服薬して寝よう。

明日が仕事納めだから
今年は明日までもてばよい。

週末は体がしんどいな。

にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ

薬剤変更を想定してみる

いつかもしも
薬剤変更があった場合。

僕はどうするのだろうか?

選ぶ選択肢があった場合。
既存の薬を選ぶのか
新薬を選ぶのか。

考える時がある。



新薬の情報を目にした。

ネットを旅すると
出会う機会がある。

複数の薬を
HIV治療では服薬する。
それらがまとまり
一錠で済む配合錠だ。

合剤にせよ複数錠せよ
一口は一口に変わらない。
便利なのだろうか?

新薬を考えるうちに
もしも薬剤変更があった場合を
いつも考える。



目眩。
動悸。
胸の痛み。
ふらつき。

服薬し始めの頃は
体が薬に驚き
受け付けない様を
味わった。

服薬当初の不安定さを考えると
僕は恐怖を感じる。
実際に薬剤変更をする人の中には
恐怖を感じる人がいるのではないか。

いつか来る薬剤変更の時に
僕はどう考えているのだろうか。

にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ
プロフィール

ぽけんた

1982年生まれ、九州在住、HIV患者。2013年8月15日に〈いきなりエイズ〉を発症。闘病の記録と正直な気持ちを綴っています。見て頂いた方のお役に立てれば良いです。

服薬
【抗ウイルス薬】
ゲンボイヤ
【その他】
レクサプロ・ベルソムラ・ロゼレム・オロパタジン・カロナール
〔2018年6月現在〕
検査数値 (CD4・RNA)

〈2018〉
450ぐらい・検出値以下 (2/7)
〈2016〉
450ぐらい・29(5/25)
〈2015〉
369・検出値以下(6/8)
〈2014〉
269?・32(4/7)
169・20(3/10)
121・20(2/10)
〈2013〉
110ぐらい・74(12/16)
97・? (11/25)
81・460 (10/7)
155・4000 (9/13)
30・430000 (9/5)
48・? (8/15)
ぼやき
更新状況
応援クリックが励みになります にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ
にほんブログ村
記事検索
リンク
【国立機構 九州医療センター】
kyusyu

【エイズ・ワーカーズ・福岡】aidswakazu

【コミュニティセンターhaco】haco

【ぷれいす東京】ptokyo234x60_02

【ジャンププラス】aidswakazu
承諾事項
商用目的、および商用と判断したコメントは、削除もしくは修正させて頂きます。ご了承下さい。
  • ライブドアブログ