今日は通院日。

感染症科と消化器内科の
受診日である。

採血をして
感染症科から始まり
消化器内科と
いつもの流れ。



感染症科は
担当医の第一声が
『ゲンボイヤが入ったよ』
という知らせであった。

前回の受診から三ヶ月
薬剤変更をするか否かを
考え続けたのだが
結局は変更するに至った。

決意のきっかけは
頭痛薬を服薬だ。

ぱったりと頭痛薬をやめて
それ以来、服薬をしていない
頭痛がある時はあるのだが
順調に断薬を続けている。

気持ちも体も
タイミングは今かなと。

今までの抗ウイルス薬が
残っている為
一ヶ月後にゲンボイヤの
服薬を開始する。

通常、二週に一度の
経過観察がある。
しかしながら
薬の副作用が強烈ではなく
副作用と付き合ってきた経験から
病院と自宅との距離を考え
服薬一ヶ月後の経過観察になった。



消化器内科は順調にきている。
服薬終了後の三ヶ月目の受診である。

数パーセントの確率で
ウイルスが検出され失敗する為
自身のウイルス量が気になっていた。

ここで検出されてしまうと
車酔いのような状態を我慢した
三ヶ月間が泡になってしまう。

幸い検出はされなかった。

次回検出されなければ
“完治”である。

ただ肝機能が悪い。
HIV抗ウイルス薬の副作用に
脂質異常がある。

その影響もあるし
中年太りもあるのだろう。
医師からの指摘を受けた。



初めての薬剤変更。

悪心・下痢・頭痛・悪夢
といった今更ながら
お馴染みの副作用があるようだ。

服薬開始時には
初めての経験ゆえに
副作用に四苦八苦した。

謎の胸の痛みが襲い
痛くて動けない症状が
あったりと。

服薬開始から三年間
副作用と付き合ってきた。

複数の症状があり
一つ一つが出たり出なかったり
その場その場で対応してきた。

毎日繰り返すうちに
副作用を副作用だと
実感もしなくなった。

日課としての副作用との付き合いは
体質だと捉える感覚に近い。

副作用が変わるのにも
初期の体が受け付けない
感覚を再度味わうのは
今となってもなお
抵抗を感じ不安である。

これは誰もが通る道であり
僕もそういう段階なんだろうな
と思うしかない。

変更すべきだと感じるのならば
やはり変更すべきだと。

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