これが僕のHIVとの生き方

2013年8月にエイズを発症したHIV患者の闘病記です。日々の生活と素直な気持ちを綴っています。

2017年10月

保険会社の担当から呼び出されヒヤヒヤ

『〇〇さん、先日の保険申込書の欄に
×をしているけど、○じゃないかと
□□生命さんが確認に来られるから』

と朝に総務部に声を掛けられた。

障害者欄に”×”をしたのが
個人ナンバーの紹介によって
手帳持参の有無が判明したのだ
と僕は想像していた。

そこから予定時刻の昼まで
障害者手帳の有無の事実
HIVの事実を含め
会社に話す時が来たかと
嘘と言い訳を考えていた。
仕事に対する熱意と
HIV患者を働かせるメリットも含め。

とはいえ進退に関わるから
ソワソワとヒヤヒヤ。

来社時間に合わせ会いに行った。
障害手帳の有無ではなく
現在通院しているかどうかの
項目だったようで
ここは×だと担当員が言うのだから
×に訂正して出した。

C型肝炎は告知もしているし
完治も記入しているからだそうだ。

肩の力が抜けた。
今までの最悪退職まで考えた
無駄な時間はなんだったんだ。



地元の同級生の親が亡くなり
お通夜に行った。
朝の急な訃報であった。

この前まで元気であって
事前には夫と話していたそうである。

そこから急に倒れて
ICUでの治療も虚しく
亡くなられたようだ。

人はいつ死ぬかわからない。



先日拾った猫の一匹が調子が悪く
今日病院へ母が連れて行った。
これまでの経緯を詳細に書いたメモを
母に渡しておいたから
担当医も理解してくれただろう。

血液検査の結果
急性腎不全のようであり
何かの細菌感染かも?
というか判断のようだ。

点滴と抗生剤を処置してもらった。

帰宅してからもぐったりとしている。
口から無理やり栄養補助液を
スポイトで少量流してやった。

ベットを整えてあげると
オシッコをしているようだった。
恐らく点滴の効果で
やっと排尿できたのだろう。

腎臓は一度壊れると元に戻らない。
急性腎不全は軽度ならば治るが
重症化すると壊れた細胞はもらない。

あと二、三日だろう。

どこまで延命するか
命をどう考えていくか
家族で話し合った結果
とりあえず1クールは点滴等で
様子を見て
改善されなければ
その後は自然に任せて
看取ろうと決まった。



命って
何があるかわからない。

嘘を重ねなければ
生きていけない社会で生きる命

突然、生活の中で絶たれた命

消えゆこうとしているが
最終判断を線引きしなけば
ならない命

自分を含め環境を客観的に見つめると
命と命が複雑に交差して
世の中はできていると実感する。

今月は通院もあるから
気持ちのキャパがオーバーだな。
今日はもう寝よう。

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レクサプロは調子が良いのか悪いのか

抗うつ剤のレクサプロの
効果がある反面
心がフラフラと揺れ動く。

躁状態で何でも出来る様な
気分になる時もある。
しかしながら
叫びそうな自分を
抑え込む時もある。

今日は夕方まで何も食べず
18時に一食。
先程は薬の服薬をする為に
一食食べた。

どこから手を付けて良いか
順番がわからず
部屋の掃除ができなかったが
今日は部屋の掃除をした。

相変わらず胸がムカムカとする。
まだ収まらないようだ。

仔猫が死にかけている為
心が揺れているのだろうか?

心配な反面
平常心があって
ムカムカと胸がする状態は
レクサプロなのだなと実感する。

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実は猫を飼い始めました

三毛猫が二匹、家の周りを
這い回るようになった。
大きさから判断すると
恐らく捨てられたものだ。

まだ三ヶ月の子猫である。

家族会議の結果
急遽、猫を飼うようになった。
二匹も。

実は皆そろって内心は
飼おうかと考えていたようだ。

僕たちの猫姉妹との生活が
先週末から突然始まった。



抗うつ剤のレクサプロの効果が
今日になり実感できてきた。

吐き気は若干ましにはなったものの
どうも調子が悪い。
眠気も治まってきたが
あくびをすると嗚咽しそうになる。

猫を考えていると気が紛れるのか
精神的に安定している。
アニマルセラピー効果だろうか。

完全肉食の猫には
アロマオイルは植物由来な為
毒性があるようで
今までに行っていた
就寝時のアロマオイルの楽しみが減った。

車の中とトイレの
限られたスペースで
利用するしかない。

しかしながら
猫との生活の恩恵の方が
僕にはメリットがあるようだ。



以前、犬を飼うのを
批判されたのを思い出した。

HIVになると
何かにつけて
批判したがる輩がたかる。

『あなたには犬は飼えません。
犬にとっては一生の問題です。
医療費も必要になるし
面倒もかかる。
あなたは無理です』

だと。

ブログでは僕の一面を吐き出す
メリットもあるが
一面しか見えないデメリットも
同じく対照的にある。

自分を他者としてブログを基準に
客観的な環境視点で見ると
確かにそう思えるなと
妙な共感を覚えたものだ。

助言に従い
犬は飼ってない。
”猫”を飼った。笑

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吐き気の副作用

昨日は抗うつ剤の
レクサプロを服薬した。

向精神薬は
ちらほらと服薬した為
どれがなんだか
ジェネリックもあったりと
過去の記憶を整理したが
抗うつ薬は初めてのようだ。

昨日も記載した通り
夕飯後に抗ウイルス薬等と共に
ロフラゼプとレクサプロを服薬し
フワフワと脱力感があった。
ルネスタでとどめをさし
すんなりと入眠。

途中起床はあったのだが
眠れた感があった。
iPhoneアプリの睡眠管理を見ると
浅い眠りしか取れておらず
知らないうちに一度途中起床している
とのデータが残っていた。

朝はいつもと比べ
若干ながらもスッキリしたような。



午前中に仕事に取り掛かる時に
気が付いたのだけれども
”吐き気”がする。

ルネスタの副作用の苦味もあり
吐き気でムカムカとする。

あくびをすると口の唾液腺から
ルネスタの苦味が出てきて
そのまま嘔吐しそうであった。

昼飯は固形物が大丈夫かなと思ったが
食事は問題なくとれた。



調べたところ
レクサプロは服薬して
一週間から二週間程度は
吐き気が出やすいようだ。

胃腸障害や下痢もある為
弊害になるようであれば
胃腸薬等も合わせた方が良いらしい。

先生も言ってくれれば
吐き気どめのナウゼリンを
処方してもらいたかったかな。

肝炎治療時に使ったナウゼリンが
残ってはいるが数錠しかなかったような。

しばらくは我慢か。
仕方なし。



HIVを治療する為のゲンボイヤ。

鬱と悪夢が出てきて
睡眠も浅い為
ロフラゼプとルネスタ。

気分がスッキリしない為
ロフラゼプをレクサプロに
変更をしている最中。

吐き気や胃腸障害があったら
対策を練らなけば。

治療の為の薬の
副作用を抑える為の薬の
副作用の対策を考えるという
負のスパイラル。

ゲンボイヤ服薬してるけど
何にもないよっていう人が
奇跡のようだ。

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抗うつ剤の追加

今日は心療内科の通院。

睡眠状況が悪く
前回、医師から提案のあった
薬の追加を、お願いした。

現在、抗不安薬の
ロフラゼプを服薬している。

抗うつ剤の
レクサプロを服薬し始める。

レクサプロの効果が実感できるまで
二週間はかかるようで
ロフラゼプとレクサプロは
一次併用となる。

状態を見て徐々に
ロフラゼプを減薬する予定である。

夕飯後にロフラゼプとレクサプロを含めて
服薬したのだが
早速、ふわりとリラックスというやら
脱力感がある。

恐らく二週間もすると
レクサプロの効果を
実感できそうだ。

”薬漬け”は嫌だけどもも
薬漬けを心配するあまり
生活がおろそかになってしまうと
本末転倒だ。

とりあえず
安定を図るようにした。

ロフラゼプ
レクサプロ
ルネスタ
の三種の効果でもうフワフワと眠い。

もう寝よう。

詳しくはまた後日にでも。

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プロフィール

ぽけんた

1982年生まれ、九州在住、HIV患者。2013年8月15日に〈いきなりエイズ〉を発症。闘病の記録と正直な気持ちを綴っています。見て頂いた方のお役に立てれば良いです。

服薬
【抗ウイルス薬】
ビクタルビ
【その他】
ネリゾナ軟膏
〔2023年1月現在〕
検査数値 (CD4・RNA)

〈2018〉
450ぐらい・検出値以下 (2/7)
〈2016〉
450ぐらい・29(5/25)
〈2015〉
369・検出値以下(6/8)
〈2014〉
269?・32(4/7)
169・20(3/10)
121・20(2/10)
〈2013〉
110ぐらい・74(12/16)
97・? (11/25)
81・460 (10/7)
155・4000 (9/13)
30・430000 (9/5)
48・? (8/15)
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