出血。
ほんの些細な出血でも
決して良い気分はしない。
それはそうだ。

昨晩寝る時に足の裏のいぼからの
出血に気がついた。
垂れて筋になった血は
すでにすっかり乾いていた。

どこかについたかもと思い周囲を探すと
カーペットに血が付いていた。
エタノールを吹きかけて
ティッシュで僕は擦り落とした。



自分の部屋でよかった
いくら母でも良い気は
しないだろうな・・・



指先のささくれからの
ほんの些細な出血でも
まだ自分でも戸惑ってしまう。

僕の血は、僕からすると血液。
健常者からすると毒だからだ。

もしも家族皆そろった中での出血なら
恐らく緊迫したに違いない。

HIV患者の僕。
唯一事実を知っている母。
何も知らない家族。

家族と同居するからには
予防対策はきちんと行わないと。
自分専用の救急箱は必要だな。

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