数日前、祖父の夢を見た。
正確には祖父の葬式の夢だ。

通夜で棺桶に横たわった祖父。
葬式で花を棺桶に入れるのだが
それぞれの手紙を花の茎部分に
付けて手向けるようにした。

手紙を花にどうつけるか
僕が考えるようになった。

そして葬式の当日
僕が考えた方法で
おのおのの花と手紙を
祖父に手向けた。



ばかげた話なのだが
僕は故人が夢に出て来た際
その故人が何を言いたいのか
都度解釈するようにしている。

ただ会いに来たり
お墓参りのお礼であったり
心配して見に来たり。
時には怒る場合もある。

先日は父の誕生日の夜に
祖父母が共に夢に出て来た。

僕は僕の解釈をした。
父に「おめでとう」と言いたいのだと。
素直に僕の解釈にそって
父に祖父母のおめでとうの一言を伝えた。



「何を怖がって迷ってるんだ。
自分の中で答えが出てるだろう?
夢が何か、自分の中で今まで
くすぶっていたのは何か
本当は自分が一番知っているだろう。
だったら自分を信じて進みなさい」

三日間、祖父の葬式の意味を考えた。
祖父がそう言ってるように
僕は感じて仕方ない。

ここに書いていない
夢の中の細かいディテールから
僕はそう感じるのだ。

トライアル制度を使って
試用期間を設け
三ヶ月まずは働いてから
結論を出すよう先日僕は決心した。

昨日から僕の判断はよかったのか
自問自答する時間が続く。

考えたところで答えは出ない。
目の前も見えない状態で
将来など見えるはずがないからだ。

まず考えるのは面接で何を言うかだ。
その壁を越えられたら
試用期間を懸命に果たす。
果たし終えた時にこれからの
将来を考えようと僕は思っている。
まず解決すべきは目先の壁からだ。

本心に沿って自分を信じる。
祖父から言われていると想うと
肩の力が僕は少し抜ける。

僕が進もうとする道は
間違いであっても
これもこれで良いのかもしれない。

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