HIVになるのは
そんなに罪なんだろうか?

懸命に治療して
体調と向き合いながら
一日を過ごす。

夕方以降は体力がすり減って
体がついていかない。

部屋で休息していても
“わがまま”の一言で済まされる。

自分のペースで生活するのは
はたから見ると自分勝手な行動だ。

僕にだって言い分はある。
その言い分の一から十の一も言えない。
言う行為が片道切符で
この病気の重みを一生背負わせるからだ。

それ故こそこそと隠れて通院をしている。
通院ってそういうものなのだろうか。
闘病ってこんなものなんだろうか。



人がどう思うのも大事だ。
だが自分がどう考えるかが
はるかに大事だと思う。

考えるべく考え
進むべく進んで来た。

何事も解釈一つだと考え
様々なものを解釈してきた。

1+1=2

頭の中では過不足なく計算される。
だが心はそうはいかない。

1+1=2余り…

どんなにうまく解釈してきても
消化されないものはなんだろうか。
何が苦しいのだろうか。



苦しさを感じるだけで
すべき事が溜まってくる。

手続き。
書類整理。
ノートの記帳。
闘病記録。

今日こそ残り時間で
やるべきものをやっていかないと。

苦しい苦しいとばかり
言ってられないな。

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