ゲンボイヤを継続するか。
転院をどうするか?

どうしようか。



今日は通院日。

今回は肝臓の
エコー検査を受けた。

C型肝炎の服薬終了から
半年が過ぎた。
その為のエコーであった。

診察ではエコー検査の
結果を踏まえ説明があった。

黒い所見があった為
恐らく脂肪肝が原因だろうが
肥大していないかの確認の為
次回はさらに
詳細を見るエコー検査の予定と
経過観察をする。

ソバルディとリバビリンの治療の場合
服薬終了と共に
太る患者さんが多いらしい。

服薬中はじりじりと体重の減少があった。
服薬終了するとポンと体重が乗ったのは
そういう傾向のようだ。

肝心のHCVウイルス量は
今回の採血では結果が出なかった為
次回の診察で告げられる予定である。

ウイルスが出なければ”完治”である。



感染症科の診察では
ゲンボイヤの不調と合わせ
”転院”を軸に話し合った。

転院をいつかはすべきだと
自身でも感じていたこと。

これまでの転院経験から
整った環境と足りない環境を
知っていること。

地元がどれだけ
HIVに対する医療体制が
遅れているか知っていること。

等等。

ゲンボイヤの継続を含めて転院も
決断を下す時間をもらう。

経過観察も含めて
来月再度受診をするようにした。



僕は”治療のひとり立ち”を
最終目標としている。

病院は手短な診察での相談と
薬の受け取りを行うだけ。
心理面や足りない部分は
自分で補えるような体制だ。

現状は程遠く
ゲンボイヤの服薬を継続する為に
心理カウンセリングを受けながら
向精神薬を服薬し
入眠剤でかろうじて睡眠をとる。

HIVの医療知識が整っており
カウンセリングでのバックアップは
転院先でも必須だと考えている。

だがHIV患者の為の
カウンセラーの派遣は
拠点病院間でしか行えないらしい。

最寄りの拠点病院は
病院内の制度により医師を選べない。
以前担当してもらった
無愛想な医師のみ。

勧められた医師がいる
他の病院を選択すると
今度はカウンセラーをつけられない。

患者数が少ない地方では
”安心して整った治療環境”はない。

『県の制度を変えられないだろうか』
という話題になった。
患者が希望する医師の元へ
カウンセラーを派遣できないかと。

HIVウイルスは
心を掴んで揺さぶる。
それをどう感じるは
揺さぶられた患者次第であり
どんな医師を必要としているかもまた
患者の本人次第である。

HIV拠点病院にも関わらず
担当医師が一人であり
合わなければ
二時間かかる病院へ
通わざる得ない状況は
果たして正しいのだろうか?

病院の方針により
HIV治療はこの医師しか
受け付けないという
最寄りの拠点病院の体制は

「クソクラエ」

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