8月が過ぎ
暑さが和らいだ。

朝晩と寒くなり
すっかり秋模様のまま
9月が過ぎようとしている。

明後日から10月になり
そうこうしていると
11月になる。



“転院するか否か”

答えは出しつつも
確実に自分の中で消化して
最終判断を下すつもりでいる。

あれだけもらった時間も
着実になくなってきた。

精神的に指摘を与えるのは
よくないとはカウンセラーに
助言を受けた。
転院への判断を下す材料が欲しくて
助言に反し、次々に刺激を与えている。

点を打って違うと
また違う場所に点を打つ。
その連続である。

心に刺激を与えても
何も満たされない。

向精神薬と入眠剤が
満たされる唯一のものであり
夢の中に自分の身を置く。



担当看護師がなく
チーム医療もない状況で
治療ができるのだろうか?
不安になる自分がいる。

今の安定した状況で
整った医療を僕が受けるよりも
他の患者に、この状況を与える
べきではないか?
HIV患者として成長した自分もいる。

相反する自分自身の間に
今の自分がいる。

何気なく答えが出てはいるが
それを確実にできる自信が
今の僕の中にはない。

この空虚感はなんだろうか。

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