今日は通院日。

今日から
新しい病院へと変わった。

もうここからは
病院は変わらないだろう。



昨日は落ち着かず
眠れなかった。

病院は四件目となり
転院した際の慣れない感覚は
わかってはいるものの
どことない不安があり
眠れなかった。

遠方から近隣に変えた為
朝はゆったり起き
病院がガランと空いた時間に
採血、診察と
近場ならではの余裕があった。


転院を迷っていた時
前病院の担当看護師から
まずは顔合わせをしたらどうかと
提案を受けた。
その為、初診は済ませていた。

実質、今回が転院して
1回目の診察ながら
再診のように
途中から症状や問題を
話し始められた。

この日は三ヶ月前に
肝臓のエコー検査を受けたが
この病院での所見を残す為
再度エコーを受けた。

HIVは今や院内では
慢性疾患となったものの
細かい生活上の
独特の問題が多々ある。

長期的なスパンで病気を考え
その他、疾患も考える必要がある。

睡眠の問題や
脂肪肝の問題も
その一つであろうか。

担当医の説明によると
脂肪肝であり
肝臓の影の大きさの経緯を
継続的に見るようだ。

僕からの質問は二つあった。
ゲンボイヤの継続と
皮膚科の問題である。



"ゲンボイヤの継続"とは

ゲンボイヤに変更してから
心理状態が良くない。
それでも継続をすべきかどうか
僕は迷っている。
他の薬剤の選択肢がある中でさえも
この薬を使うべきだろうかと。

しかしながら
ゲンボイヤの副作用として
躁鬱はなく
人によっては副作用はない。

不眠や悪い夢
という症状がある為
不眠から心理状態の悪化に
繋がっているのかもしれないと
僕は想定している。

副作用が強烈ではない反面
浅く複雑なゆえに
医師の診断や
個人の判断が難しい。

少しづつではあるが
心理面が安定してきている為
抗ウイルス薬は継続とした。




"皮膚科の問題"とは

皮膚のかゆみがあり
皮膚科を定期的に受診している。

三件かかったものの

一件は診療拒否に遭い
二件は診療報酬目的の
診察が酷く目につく。

今かかっている病院は
夜間診療を行っており
利便性は高いものの
診療内容が疑問が残る。

軟膏を塗りたがり
”処置”の点数を稼ぐ。
前回の診察と何も変わらないのに
軟膏の散布”指導”の点数を
時として上乗せする。

毎回、診察内容は変わらないのに
料金だけその都度違う。

納得はいかないものの
夜間診療を行う他の皮膚科が
見つからない為
今の皮膚科に二週に一度通い続ける。

その旨を今回
担当医に相談した。

終わりのない皮膚科の診察。
無駄な薬を減らしたいものの
延々と抗ヒスタミン薬を
飲み続けているという状況。

次回、院内の皮膚科の
受診の打診を受けた。
AIDS発症に関連して
痒みが出たのであれば
脂漏性皮膚炎の可能性もある為
HIVを前提として
治療すべきではないかと。

僕も上記の内容は
考えてはいたものの
生活の上での利便性も
兼ね備える必要があったゆえ
騙し騙しの皮膚科受診をしていた。

次回、院内の皮膚科受診をし
今後を計画するつもりだ。



細かい内容の問診を
医師から受けた。

その一つに睡眠がある。

朝、眠気が残り
実は通勤の際に
居眠り運転がちである。
事故しそうになった時は
多々ある。

朝の状況を
医師に伝えたところ
”無呼吸症候群”の検査を
受けないかと打診を受けた。

今日はレコーダーを借りてきた。
今夜は鼻にチューブを入れて
手首にレコーダーをつけ
指から血中酸素濃度を測り
眠る予定である。

いびきをかく為
恐らく僕は無呼吸だろう。

明日は機械を返品し
次回に診察結果を受ける。



新しい担当医はケアが細かい。
患者目線の生活上の
問題に対してだ。

困っていた問題が解決される
希望と喜びがある反面
自分の行為により
HIVを患った後ろめたさがある。

善人にも悪人にもなりきれない
もどかしさはいつもある。

しかしながら
自分に有利な物事を
僕は進める。

背に腹は
どうしても
変えられないんだ。

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