昨日は心療内科を受診した。

抗うつ薬を断薬した旨
不眠症も改善傾向にある経過を
報告した。

不眠症は焦らず確実に治したい為
漢方の酸棗仁湯を二ヶ月分頂いた。



年が明けてから
抗うつ薬の断薬に踏み切った。

減薬よりも断薬の離脱症状はきつく
先々週の末から先週頭にかけて
頭痛やふわふわと倦怠感のような
不調に見舞われてしまった。

心折れそうになったものの
とある時期から
スイッチをパチっと切ったように
離脱症状が治り
自覚がある程に改善に向かった。

今は様子を見ながら
日々過ごしているが経過は順調である。

この時期から、長年の悩みの種であった
不眠症も徐々に改善している。
ここ数日間は漢方を飲まずに
自然に任せて眠っている。

自然に眠る。
それが次の日も自然に眠れる。

この状況は自分でも驚きであり
久々に健常者の眠りを体験し
新鮮味のある経験をしている。



薬の処方につまづいた。
というか良い経験。

先日、内科を受診し
酸棗仁湯を処方して
もらおうとしたのだが
処方できなかった。

漢方薬でも、何が引っかかったのだろうか
扱いがないと言われてしまった。
こういう薬もあるんだ。

また別の薬で
抗ヒスタミン薬のデザレックスが
処方できなかった。

こちらは認定がどうのという話で
自主回収になったようだ。

別の薬を渡されたのだけれども
どうもジェネリックではなく
別の先発薬みたい。

別の薬は薬で
新しく処方箋いらねぇんだ!
みたいな…
驚きである。



とはいえ
経過は順調であり
今夜は六年程辞めていた
“お酒”を飲もうかと。

抗うつ薬も眠剤も
酒と相性の悪い薬がないゆえ
酒を徹底してまで
飲まない理由はない。

習い事の新年会の準備で
酒蔵まで行って買った地酒が手元にある。

やや琥珀色の純米吟醸であり
いい香りがする。

酒蔵の近くに行くと
絞るための布が干してあり
これまた風情のあるいい香りが
どことなく薫ってきた。

販売所が蔵の中にあり
建物の中も
年代を感じる造りであった。

抗うつ剤の断薬がうまく行ったら
呑もうと部屋の片隅に置いていたが
今日がこれを開ける日である。

鬱病も
不眠症も
HIVも

治療において後退りしない自信が
今日の僕には実感としてあるのだ。

にほんブログ村 病気ブログへ にほんブログ村 病気ブログ HIV・エイズへ