突然の訃報に驚きました。



僕があなたを知る
きっかけとなったのは
バディの紙面です。

パートナーのヨシさんとの
挙式の写真でした。

当時、自分自身をどう認識するか。
ゲイとしてどう生きるか。
悩んでいた時期でした。

たまたま開いたバディでの
あなたの幸せな表情を
今でも覚えています。



次に僕があなたを知ったのが
HIV患者支援団体である
ぷれいす東京のホームページでした。

HIVの患者会に参加した際
あなたの話を
耳にした経験があります。

医師にHIV患者であるがゆえの
不当な扱いを受けた際に
病院の理念を元に
医師に堂々と言ってのけた
という内容でした。



同性を好きであっても
HIVを患っても
僕は僕である。



あなたの活動を目にし
自分の内面が固まるまで
時間がかかりましたが

あなたの行動が
僕の背中を押したのだと
感じております。



一度、お会いしたいと
思っておりましたが
叶わなかったことが
残念です。



郁さん、ありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。

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