昨日は通院日であった。
担当医が一時的に海外留学する為
医師が切り替わる。

この日は内科のみの診察であった。
いつも通り採血をして
結果が出るまで待っての診察。 

前回、新薬の話をあらかじめ打診された。
抗ウイルス薬の錠剤での治療ではなく
注射タイプの新しいものである。

AIDS発症してから、その後の1ヶ月間は
抗生剤での横たわるほどの腹痛であったり
抗ウイルス薬の副作用の経験があるが故
薬の切り替えは未だに躊躇がある。

自分なりに調べて気持ちの整理ができた。
担当医に注射への切り替わりを希望する旨を伝えた。



“薬剤管理”

すぐに切り替えはできず
場合によっては現状の錠剤での
治療になると医師から返答された。

薬剤の管理体制で
新薬を病院に入荷する為には
現在抱えている薬の在庫の一つを
廃止しなければならないという
在庫管理のルールがあるようで

まずは抱えている患者が
どれだけ注射タイプの新薬を希望するのか
統計をとる必要があるようだ。

地方では都会と比べ
HIV患者数が少ないのも
こういったすぐに新薬の切り替えができない
理由の一つかもしれない。

とはいえ
合剤になる前の複数剤飲んでいた時期と
錠剤自体の大きさも小さくなり一粒で済み
かつ 食事を必要としなくなった点は
格段に便利である。

僕としては新薬に切り替えはしたいものの
特には現状でも問題ない。
あればするし、なければ今のままでのいい。
医師にどの程度、新薬を希望するのか問われた為
上記の考えを伝えておいた。 



注射の抗ウイルス剤。
2ヶ月に一度の通院。
通院日も前後一週間でしかずらせない。

制約はあるものの
薬を携帯しておらず
すぐに薬を手に入れられなかったり
服薬を隠れて行わなければならず
そもそも飲み水確保する必要もあったり
といった災害時には強いメリットがあると
僕は考えている。

慣れるまでの副作用が心配ではあるが
切り替える利便性は大きい。

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